危険物取扱者資格が役立つ仕事(43歳からの危険物取扱者資格試験講座)

危険物取扱者資格が役立つ仕事(43歳からの危険物取扱者資格試験講座)

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危険物取扱者資格が役立つ仕事

 危険物取扱者資格といえばガソリンスタンドと思い浮かぶほど、ガソリンスタンドで働く人たちの間では不可欠な資格になっています。ところが、危険物を取り扱う仕事は案外と多いものです。<危険物取扱者とは>でも触れましたが、危険物を扱う場所は「製造所」「貯蔵所」「取扱所」の3つに分類されます。

製造所は、塗料工場、印刷インク工場、染料工場、化粧品工場、食料油抽出工場など、文字通り、化学物質を扱う工場が該当します。貯蔵所は、屋内貯蔵所、屋内タンク貯蔵所、屋外貯蔵所、屋外タンク貯蔵所、地下タンク貯蔵所、移動タンク貯蔵所、簡易タンク貯蔵所の7種類があります。タンクローリーは移動タンク貯蔵所に該当します。取扱所は、給油取扱所、販売取扱所、一般取扱所、移送取扱所の4種類があり、ガソリンスタンドは給油取扱所に該当します。

 案外知られていないのは、たとえば前述の製造業の場合、電機部品の組立作業のラインなど、化学物質の取扱とはほど遠いと思われる会社でも、危険物取扱の有資格者が必要になります。それは、停電になり業務がストップした場合、ラインを動かすために発電機を使用するからです。発電機は、ガスタービンやディーゼル機関を利用するのですが、その燃料として、重油や軽油が使われています。それらの使用量が、消防法の規定量を超えた場合は危険物としての規制を受けるわけです。その場合、該当する危険物を取り扱うために有資格者のなかから管理責任者を選任するなどが法令で定められているのです。

 また、時代の最先端をいくIT産業においては、コンピュータを動かす電源が重要になります。もし、なんらかのトラブルが生じてコンピュータがマヒすると、あらゆる機能に支障をきたし大きな社会問題に発展します。それを未然に防ぐためには、トラブルが発生して電源がストップした場合、コンピュータを動かすための予備電源が必要になります。そのため、前述の大型発電機が準備されていることが多く、実際に動かすための管理責任者が必要になるのです。

 こうして例を挙げただけでも、危険物取扱者資格が役立つ仕事は意外に多いことがわかります。たしかに地味で表に出ることは少ないのですが、組織のなかでは縁の下の力持ち存在といっても過言ではないでしょう。

文責:コンテンツ執筆ライター 翔子

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